歯牙欠損とは、端的にいうと歯がないままの状態を言います。
- 虫歯や歯周病で歯を抜いたままの状態
- 生まれつき歯が人よりも少ない状態
など、本来あるべき歯がない状態を指します。
過去に虫歯で・歯周病で歯を抜いて、そのままにされている方は少なくないのではないでしょうか？
もちろんケースバイケースで、抜いたままの状態で良い場合もあります（親知らずの抜歯などは抜いた後そのままで良いことが多いです）。
そういった一部のケースを除いて、抜いた後のもともと歯があった部位には歯を入れないといけません。
もしかしたら…
「1，2本抜いただけで日ごろの生活に支障ないから歯を入れる必要はないのでは？」
「症状がない・痛くない＝問題ない」
と思われている方もいるかもしれませんが、とんでもないことです！
前歯は見た目の問題もあるので、前歯を抜いたままにされている方はあまりいらっしゃらないと思いますが、奥歯はどうでしょう？
「奥歯はなくても見えないし、歯がない反対側にはまだ奥歯があって咬めるからそんなに気にしていない。」
といった方がたまにいらっしゃいます。
では、1本でも歯を抜いたままにしておくとどうなるのでしょうか？一緒に見ていきましょう。
1本でも歯を抜いたまま(歯牙欠損)にしておくとどうなる？
歯牙欠損でこんなにも身体に悪影響が！
- 残ってる歯が悪くなる
- 奥歯がないままだと出っ歯になる可能性がある
- 隣の歯が移動したり、傾いてくる
- 咬み合っていた歯が伸びてくる（出てきてしまう）
- 歯と歯の隙間が広がってくる
- 虫歯になりやすくなる
- 歯周病になりやすい
- 顎関節症になりやすい
- 老けて見える
- 歯並びが悪くなる
- 頭痛、肩こりなどになりやすくなる
・消化器系の内臓に負担がかかる
・認知症のリスクが高まる
などなど。これだけのリスクがあります。
無自覚は怖い
歯牙欠損とは歯がない状態なので、お痛みもその部位には発症しないので危険であることにあまり自覚がないかもしれません。
雪だるま式に歯がだめになっていく…
しかし、歯が１本でも欠損するとそこから2本目を虫歯や歯周病で抜くことになって、その次には3本目を抜くことになったりと、雪だるま式に抜いていくことになってしまうケースはけっこう多いんです。
人間は無意識に歯の多い側で咬むようになっています。
例えば、右の奥歯が欠損している方は自然と左側の歯で咬むことが多くなります。
その状態が慢性的に続くと左側の歯に過剰な負担がかかり、ぐらぐらになったり、歯に亀裂が入って抜歯に至ることも。
片側で咬むという偏った食べ方をしていると、当然よく使う側の歯の虫歯や歯周病のリスクも高まります。
歯は上下左右で支え合って生えているので、欠損すると隣の歯は支えがなくなるので倒れて、上の歯もしくは下の歯は骨から出てきてしまいます。
そうなると咬み合わせも変わってしまいますし、傾いてしまったらそこに物が詰まったり挟まったりしやすくなります。
出っ歯になってしまう！
奥歯が欠損すると、前歯に負担がかかります。前歯に過剰な圧がかかる状態が続くと、下の前歯が上の前歯を突き上げるようになり、上の前歯は押し出されて出っ歯になってきてしまいます。
咀嚼が満足にできなくなるから消化器系に負担が
また、よく噛まずに（咀嚼せずに）お食事するようになってきてしまうので消化器系の内臓への負担もかかり、咀嚼率も下がるので認知症のリスクも上がってしまいます。
よく言われる、ご自身の歯が多く残っている方は若々しく健康でいられるというのはこういったところが理由として挙げられますし、実際に残っている歯の本数と健康寿命は比例するデータもでています。
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歯牙欠損した部分にはどのように歯を入れれば良い？
では、欠損してしまった部位にはどのように歯を入れたら良いのでしょうか？
方法として、
- ブリッジ
- インプラント
- 入れ歯
があります。これらは補綴治療(ほてつちりょう)とも呼ばれます。それぞれの治療法の特徴を挙げると、
ブリッジ
欠損している部位の両隣の歯に橋を架ける様なかぶせ物をする治療です。
メリット
歯をセメントでくっ付けるので固定式になります。なのでしっかりと咬むことができ、
異物感や違和感も少ないです。
デメリット
両隣の歯を削ることになるのと、欠損している部位にかかる負担も両隣の歯が負担することになります。
インプラント
欠損している部位の骨の中に人工歯根と言われるチタン製のインプラント体を埋め込む治療です。
メリット
ブリッジ治療の欠点である両隣の歯を削ることなく、負担をかけずに済みます。
骨の中に埋まっているのでしっかりと咬むことができ、異物感や違和感も少ないです。
デメリット
顎の骨が極端に痩せてしまっている方や糖尿病などの持病がある方はインプラント治療を行えない場合もあります。
入れ歯
欠損している部位に取り外し式の歯を装着する治療です。
メリット
両隣の歯をほぼ削ることなく作ることができ、ブリッジ治療やインプラント治療が行えない方でも作ることができます。
デメリット
慣れるまでは異物感や違和感は大きく、咬み心地はブリッジ治療やインプラント治療に比べて劣ります。
歯牙欠損に対する五反田歯科の治療方針
五反田で一番やさしい歯医者だから
五反田歯科では欠損部位に対する治療法に関しまして、特にじっくりお話をさせて頂くようにしています。
上に述べたそれぞれの治療方法のメリット・デメリットはもちろんのこと、患者さん一人ひとりのご希望や生活背景、お口のなかの状態を考慮してお話さていただき、全ての治療方法をご提案した上で患者さんと共に決定するようにしています。
院長
そのためにお話しする時間をしっかり設けますし、回数も重ねます。
正直、 歯牙欠損があるとはいえ症状もないので治療を受けずにそのままでいたいという気持ちもわかります。わかるのですが、そのままにしておくことの危険性を考えるとやはり治療をしないといけません。そういったところから患者さんと会話を始めます。
インプラントを検討されている方にはCT撮影も行い、事前にしっかり検査も致します。
ブリッジやインプラントをする可能性がある方には模型やイラストを用いて視覚的にもわかりやすくお伝えするようにしています。
「五反田で一番やさしい歯医者」なので、無理に一つの治療方法を勧めることもしませんし、あくまで治療を受けるのは患者さんであると考えています。
五反田歯科はその患者さんのお手伝いが出来たらと思っています。
院長
なるべく治療前と治療後で患者さんの思っていたことにギャップが生じないよう、スタッフ一同努めていますので、安心してご相談やご連絡頂けたら幸いです。
五反田歯科ってどんな歯医者？
品川区五反田エリアで子供に優しい歯医者さんを探しているんだけど、いいとこない？
だったら！五反田歯科がおすすめよ。
五反田で子供にも優しい、通いやすい歯医者さんをお探しですか？
でしたら、ここ！五反田歯科がおすすめですよ。
五反田歯科のプロフィール
| 名 称 | 五反田歯科 |
|---|---|
| 所在地 | 141-0031 東京都品川区西五反田 7－24－1－１F |
| 電話番号 | 03-5435-5648 |
| 設 立 | 2019年9月1日 |
| 診療内容 | 一般歯科・予防・審美・矯正・インプラント・ホワイトニング |
| スタッフ | 7名 |
| 駐車場 | 1台 |
| お支払い方法 | 現金 ※保険適用外の治療のみ以下のお支払い方法が利用可能です。  |
院長はこんな人！
五反田歯科 院長田島 功貴（Koki Tajima）
臨床研修指導医
インビザライン認定医
- 2006年 日本大学歯学部卒業
- 2007年 日本大学歯学部附属歯科病院勤務
- 2008年 医療法人社団五反田歯科勤務
- 2019年 五反田歯科開業
当クリニックでは、気になることがあればいつでも診察をお受けしております。
すでに他のクリニックで治療を受けたことがあっても構いません。
お気軽にご来院ください。
なお、緊急の場合はご来院前にお電話いただければスムーズにご案内できます。
五反田歯科へのアクセスは簡単！
- 所在地：141-0031 東京都品川区西五反田 7-24-1-1F
（↑クリックするとGoogleマップが開きます） - JR五反田駅徒歩 8分
- 東急池上線 大崎広小路駅 徒歩5分
- 営業時間9:30〜13:30 / 15:00〜19:30
- 電話番号：03-5435-5648
お車でお越しの方
- 専用駐車場１台ご用意しております。
- ※満車の可能性があるため、事前にお電話をいただけるようお願いいたします。
五反田駅からお越しの方
- JR五反田駅西口からTOCまで無料バスがございます。
- TOCから徒歩約1分です
電車でお越しの方
- JR山手線五反田駅から徒歩8分
- 都営浅草線五反田駅から徒歩8分
- 東急池上線大崎広小路駅から徒歩約5分
- 都営浅草線戸越駅から徒歩約10分
- 東急目黒線不動前駅から徒歩約10分
バスでお越しの方
- 東急バス大崎広小路バス停から徒歩約4分
- 反01・02川崎駅ラゾーナ広場～五反田駅
- 反11・12世田谷区民会館～五反田駅
- 渋72渋谷駅東口～五反田駅
院長
五反田歯科 院長の田島です。
五反田歯科は2020年8月にリニューアルオープンした歯科医院です。不安なことや心配なこと、疑問に思うことを遠慮なくお話して頂けるような「通いやすい」歯医者さんであることを一番に考えています。