歯はなぜ白い？意外と知られていない人体の秘密｜歯科医がお答えします

【この記事の執筆者】

五反田歯科　院長の田島です。
五反田歯科は2020年8月にリニューアルオープンした歯科医院です。不安なことや心配なこと、疑問に思うことを遠慮なくお話して頂けるような「通いやすい」歯医者さんであることを一番に考えています。

歯はなぜ白いの？

歯は外側（表面）にエナメル質その下に象牙質があり、象牙質の中に歯の神経があります。

白いエナメル質は実際には半透明で、歯が白く見えるのは、エナメル質の下にある象牙質が透けて見えるからです。

また、神経の治療をして神経がなくなると、歯の表面の透明感がなくなり、黄ばんだり黒くなったりすることがあります。

他にも、年齢を重ねると黄色っぽくなるのは、神経が小さくなっているからです。

神経が小さくなったところでは、黄色い象牙質が作られますが、年をとると表面のエナメル質もすり減り、より黄色や黒っぽく見えるようになります。

特に日本人は欧米人に比べてエナメル質が薄いので、中の象牙質が目立ち、黄ばんで見える傾向にありますし、歯の色には個人差があります。

これは、歯によってエナメル質の色や透明度、厚さ、象牙質の色などが異なり、この組み合わせで歯の色が決まるため、人によって色が違うのです。

人間は3歳になる頃には乳歯がすべて生えそろい、6歳から13歳頃に乳歯から永久歯へと生え変わります。お母さんの胎内にいるとき、妊娠7週目くらいから、お口の中で歯のもとになる組織ができ始めます。

身体は発達を続け、顎も大きくなりますが、乳歯の大きさは変わらないため、歯と歯の間に隙間ができ、食べ物を噛みにくい状態になります。

乳歯は世界で20本しかありません。永久歯に生え変わると32本になります。(親知らずを除くと28本）。

つまり、成長する顎に合わせて必要な歯の大きさと本数が、乳歯から永久歯に生え変わる理由なのです。

永久歯は乳歯の下に生えます。永久歯の歯根が形成され始めると、乳歯の歯根を溶かす細胞が作られます。少しずつ溶かされて根っこがなくなると、乳歯はぐらぐらして抜け落ち、永久歯に生え変わります。

永久歯は乳歯に向かって生えているので、乳歯が早く抜けてしまうと、永久歯が目標を失い、間違った場所に出てきてしまうことがあります。つまり、私たちが毎日当たり前のように使っている永久歯は、乳歯のおかげでできたものなのです。

お子さんの乳歯がなかなか生えてこない、永久歯が横から出てきている…など気になることがあれば、早めに五反田歯科までどうぞ！

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名　称	五反田歯科
所在地	141-0031 東京都品川区西五反田 7－24－1－１F
電話番号	03-5435-5648
設　立	2019年9月1日
診療内容	一般歯科・予防・審美・矯正・インプラント・ホワイトニング
スタッフ	7名
駐車場	1台
お支払い方法	現金 ※保険適用外の治療のみ以下のお支払い方法が利用可能です。