インビザライン治療中に「パカパカ」とした感覚を感じることがあります。
これは、奥歯や前歯が噛み合わせや歯の動きによって不安定になり、物を噛んだりした際に違和感を覚える状態です。
治療初期やアライナーの交換直後に特に感じやすいこの現象は、矯正治療の一部として自然なものです。
この記事では、インビザライン治療中に「パカパカ」感が生じる原因や、その対処法について詳しく解説します。ぜひ、ご参考ください。
インビザラインで「パカパカ」する感覚とは?
インビザライン矯正治療中に「パカパカ」と感じることがあります。
これは、特定の歯や噛み合わせに不安定さを感じ、しっかり噛んだり物を噛む際に違和感が生じる状態です。
ここでは、この「パカパカ」がどのような感覚なのかを解説をします。
歯が動いていると感じる、浮いた感じがする
インビザライン矯正中、歯はアライナーによって計画的に動かされています。
この歯の移動過程で、特に治療の初期段階や新しいアライナーに交換した直後など、歯がまだアライナーに完全にフィットしていないため、歯が「浮いている」ような感覚を持つことがあります。
このような違和感は、歯が動いている証拠であり、矯正治療の一部です。慣れてくるとパカパカする感覚は徐々に収まることが多いです。
特定の歯や噛み合わせが不安定に感じる
インビザラインはアライナーを使用して、少しずつ歯を動かしていきますが、その過程で一部の歯が他の歯と比べて不安定に感じられることがあります。
特に奥歯や前歯において、この不安定さが顕著に現れることがあります。
噛む際に歯がしっかりと安定していない、または噛み合わせが正しく機能していないため、物を噛んだときに「パカパカ」とした感じがします。
食べ物を噛む時の違和感、力の入りにくさ
「パカパカ」する感覚は、特に食事中に顕著に感じられることが多いです。
例えば、固い食べ物を噛んだ時に歯に力がうまく伝わらず、しっかりと噛み切れないような違和感があります。
このような状態は、矯正中の歯が移動しつつあるために噛み合わせが一時的に変わっていることが原因です。
通常、これは一時的なものであり、歯が新しい位置に定着すると自然に解消されることが期待できます。
奥歯と前歯で感じる違和感の違い
「パカパカ」する感覚は、奥歯と前歯で異なる形で感じられることがあります。
ここでは、奥歯と前歯での違和感の違いについて解説をします。
奥歯の場合
奥歯は食事の際に最も多くの噛む力がかかる部分であるため、不安定な噛み合わせを感じやすくなります。
奥歯がうまく噛み合わない、もしくは片方の奥歯だけがしっかり噛めないと感じる場合があります。
特に、奥歯は噛み合わせの調整が治療の進行とともに変化するため、初期から中盤にかけて「パカパカ」することが多いです。
前歯の場合
前歯は奥歯ほど強い力を受けないため、違和感は軽いかもしれません。
しかし、前歯が動いている途中では、歯とアライナーの間に少し隙間ができることがあり、その結果、前歯がしっかりと噛み合わないと感じることがあります。
特に発音や咀嚼時に「浮いている」感覚が強く出ることがあります。
このように、「パカパカ」する感覚は治療の進行状況や歯の位置、噛み合わせの変化によって起こる自然な現象です。
ただし、長期間続く場合や強い不快感を伴う場合は、歯科医に相談することをお勧めします。
インビザライン矯正中に奥歯や前歯がパカパカする原因
インビザライン矯正において、奥歯や前歯が「パカパカ」する感覚がある場合、その原因はいくつか考えられます。
ここでは、一般的な原因について説明します。
原因1.アライナーの適合不良
アライナーが歯にしっかりフィットしていない場合、歯に浮きが生じ、噛み合わせが不安定に感じられることがあります。
例えば、「アライナーが正しい位置に装着されていなかった」「長時間装着していなかった」「歯がアライナーの形に合わなくなっていた」「アライナーが破損している」などがアライナーの適合不良につながります。
これを防ぐためには、毎日22時間以上の装着を徹底し、アライナーがきちんとフィットしているか確認することが大切です。
アライナーの装着に問題がある場合は、かかりつけの歯科医師に相談しましょう。
原因2.歯の移動中の一時的な不安定さ
歯の移動が進行中の段階では、特定の歯が一時的に不安定になることがあります。
インビザライン矯正は少しずつ歯を動かしていくため、途中で噛み合わせが変わり、噛んだときにパカパカする感覚が出ることがあります。
ただし、このパカパカは矯正過程で起こり得る自然な現象であり、多くの場合は次のステップで調整されることが期待されます。
気になる場合は、定期検診の際に歯科医師に相談してみてください。
原因3.アタッチメントの位置や効果の問題
アタッチメントが適切に機能していない場合、歯の移動が不十分になり、アライナーと歯の間にズレが生じることがあります。
特に、アタッチメントが取れてしまったり、正しい位置にない場合は、アライナーが意図した通りに歯を動かせなくなることがあります。
アタッチメントがしっかり装着されているか、取れていないかを確認し、必要であれば修正や再装着を行うことで対処できます。
原因4.噛み合わせがズレている
歯が動いている間は噛み合わせが不安定になることがあり、特定の歯にのみ負荷がかかるため、その部分に「パカパカ」するような感覚が生じることがあります。
この場合、奥歯や前歯の咬合がずれていることが原因です。噛み合わせのチェックを行い、必要であれば歯科医師が咬合調整を行うことで解消されます。
このように、インビザライン矯正中に奥歯や前歯がパカパカする感覚は、アライナーの適合不良や一時的な噛み合わせの不安定さ、アタッチメントの不具合など、さまざまな要因が考えられます。
「パカパカ」を感じた時の対処と予防策
インビザライン治療中に「パカパカ」とした違和感を感じた場合、患者様自身でできる基本的な対処と予防策を知っておくことが大切です。
ここでは、その対処法を詳しく解説します。
アライナーが正しく装着されているか確認する
インビザラインの効果を最大限に発揮させるためには、アライナーが正しく装着されていることが重要です。
アライナーがしっかりと歯にフィットしていない場合、歯が計画通りに動かず、結果として噛み合わせが不安定になり「パカパカ」する感覚を引き起こします。
毎日22時間以上装着しましょう
インビザライン治療は、1日あたり22時間以上のアライナーの装着が推奨されています。
食事や歯磨きの際に外す時間を除いて、ほぼ常に装着しておくことで、歯が計画的に動くため、治療の進行が順調に進みます。
装着時間が不足すると、歯が期待通りに動かず、「パカパカ」感が生じることがありますので、長く装着することを意識しましょう。
アタッチメントをチェックする
アタッチメントは、インビザライン治療において歯の移動を助けるための小さな突起物で、歯に接着されています。
これが外れたり、位置がずれると、歯の移動が予定通り進まなくなり、噛み合わせが不安定になり「パカパカ」とした感覚を引き起こすことがあります。
毎日鏡を使ってアタッチメントがきちんとついているか、異常がないかを確認することが大切です。
もしも、アタッチメントが外れた場合は、すぐに歯科医に連絡して再接着を依頼することが必要です。アタッチメントがないまま治療を進めると、歯の移動に遅れが生じ、計画通りに進まない場合があります。
場合によっては、新しいアライナーを再度作成する必要が出てくることもあるので、早めに歯科医師に相談して対処しましょう。
定期的に歯科医院でチェックしてもらう
インビザライン治療では、患者自身がアライナーを取り外し可能なため、セルフケアが非常に重要です。しかし、定期的な歯科医院での診察も欠かせません。
治療中に感じる「パカパカ」した違和感も、早期に発見・対応することが治療の進行をスムーズにするポイントです。
定期的な診察では、歯の動きが治療計画通りに進んでいるか、アタッチメントの状態、アライナーのフィット感をチェックします。
特に、アライナーの適合や歯の動きに問題があれば、早期に治療計画を調整することが可能です。
早期発見・対応が治療をスムーズに進める鍵
「パカパカ」する感覚を放置すると、矯正治療が遅れる原因となります。
早期に問題を発見し、適切な処置を行うことで、計画通りの治療が進みやすくなります。
違和感を感じた場合は、定期診察を待たずにすぐに歯科医に相談することをお勧めします。
アライナーが破損や劣化した場合はすぐに歯科医に相談する
アライナーは日々使用されるため、破損や劣化が起こることがあります。
破損したアライナーをそのまま使用すると、治療の進行に悪影響を及ぼすだけでなく、歯に対する力が不均等にかかるため、「パカパカ」する感覚を引き起こすことがあります。
破損した場合のアライナーの交換
アライナーが破損した場合、すぐに歯科医に相談し、新しいアライナーを作成してもらうことが必要です。
破損が軽微な場合でも、適切に機能しない可能性があるため、交換が推奨されます。
使用期間の途中で破損が起こった場合は、次のアライナーに早めに移行することも検討されるでしょう。
これらの対処法や予防策を適切に実行することで、インビザライン治療中の「パカパカ」感を最小限に抑え、計画通りの治療を進めることができます。
まとめ
インビザライン治療中に奥歯や前歯が「パカパカ」と感じる現象は、アライナーの適合不良や歯の移動中の不安定さなど、さまざまな原因が考えられます。
これらの違和感は、多くの場合、治療の一部として起こる自然な現象です。
しかし、問題が長引いたり強い不快感を伴う場合は、歯科医師に相談することが大切です。
適切な対処法やセルフケア、定期的な診察を守ることで、治療がスムーズに進行し、理想の結果が得られるでしょう。
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五反田歯科 院長の田島です。
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