歯科治療のあと、多くの人が装着している「銀歯」。日本では保険適用で費用が安く、耐久性も高いことから長年スタンダードな治療法とされてきました。しかし、銀歯には“寿命”があることを知っていますか?
実は銀歯は半永久的に使えるものではなく、時間の経過とともに劣化し、気づかぬうちに虫歯の再発や歯の破折、歯周病の悪化といったリスクを引き起こすことがあります。
本記事では「銀歯の劣化」に焦点を当て、
- なぜ銀歯は劣化するのか
- 劣化によって起こるリスク
- 劣化を見極めるサイン
- 交換のタイミングと選択肢
- 銀歯を長持ちさせるための工夫
これらを詳しく解説していきます。
なぜ銀歯は劣化するのか?金属でも経年変化は避けられない
「金属だから半永久的に使えるはず」と思いがちですが、実際には銀歯も日々の使用で少しずつ劣化していきます。その理由は大きく3つあります。
1. 噛み合わせによる金属疲労
人は1日に何百回も咀嚼を繰り返します。そのたびに銀歯には圧力がかかり、金属に「疲労」が蓄積していきます。見た目にはわからなくても、微細なひび割れや、歯との境目にわずかなすき間が生じることがあります。これが虫歯の再発の温床となるのです。
2. 金属の腐食とアレルギーリスク
銀歯の材料に多い「金銀パラジウム合金」は、唾液や酸性飲食物との化学反応で徐々に腐食していきます。金属イオンが溶け出すことで、歯ぐきが黒ずむ「メタルタトゥー」や、全身に金属アレルギー症状を引き起こす可能性もあります。かゆみ・湿疹・倦怠感といった症状の原因が銀歯にあるケースもあるのです。
3. 接着剤(セメント)の劣化
銀歯は歯にセメントで接着されていますが、この接着剤も永久ではありません。およそ5年を過ぎると劣化が始まり、接着力が弱まります。その結果、銀歯が外れたり、隙間から細菌が侵入して虫歯が再発するリスクが高まります。
銀歯の寿命はどのくらい?放置は再治療リスクに直結
銀歯の平均寿命は5〜10年といわれています。ただしこれはあくまで目安で、生活習慣や歯ぎしりの有無、歯磨きの質によっても大きく変わります。
特に次のような方は劣化が早まりやすいため注意が必要です。
- 就寝中に歯ぎしり・食いしばりをしている
- 甘いもの・酸性飲料をよく摂取する
- 5年以上歯科検診を受けていない
- 銀歯を10年以上交換していない
見た目に問題がなくても、内部で虫歯が進行していることがあります。特に10年以上経過している場合は、痛みがなくてもレントゲン検査を受けるのがおすすめです。

劣化のサインを見逃すな!こんな症状は要注意
銀歯の劣化は初期段階ではほとんど自覚症状がありません。しかし、以下の症状が出た場合は、銀歯の劣化が進んでいるサインかもしれません。
- 銀歯の周りに食べ物が詰まりやすい
- 冷たいもの・甘いものがしみる
- 銀歯がグラつく、動く感じがする
- 噛んだときに違和感や痛みがある
- 歯ぐきの腫れ・出血・黒ずみがある
- 銀歯の表面が変色し、ツヤがなくなっている
- 最近口臭が気になるようになった
これらは内部で虫歯や歯周病が進行している可能性があります。放置すると治療が大掛かりになり、最悪の場合は抜歯に至ることもあります。
放置するとどうなる?銀歯劣化の末路
劣化した銀歯を放置することで起こり得るリスクは深刻です。
虫歯の再発
銀歯と歯の間にできた隙間から細菌が侵入し、銀歯の下で虫歯が再発します。自覚症状が出るころには神経まで進行していることが多く、神経を取る治療や抜歯が必要になることもあります。
歯の破折(ひび割れ)
虫歯で弱くなった歯は、硬いものを噛んだ拍子に割れてしまうことがあります。割れた歯は保存不可能で、抜歯となるケースも珍しくありません。
歯周病の悪化
合わなくなった銀歯と歯ぐきの間に汚れがたまりやすくなり、歯周ポケットが深くなって歯周病が進行します。結果的に歯を失う原因になることもあります。
金属アレルギーの発症
銀歯から溶け出した金属イオンが体内に取り込まれ、皮膚炎や慢性的な不調を引き起こすことがあります。銀歯を外してアレルギーが改善するケースも報告されています。

銀歯はいつ交換すべき?目安と選択肢
銀歯の交換を検討すべきタイミングは次のとおりです。
- 装着から5年以上経っている
- しみる・噛みづらいといった違和感がある
- 銀歯が外れたり欠けたりした
- 歯ぐきが黒ずんできた
- 見た目が気になり始めた
銀歯からの交換選択肢
| 素材名 | 見た目 | 保険適用 | 耐久性 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 銀歯(金銀パラジウム) | ✕ | ○ | ◎ | 安価だが劣化が早い |
| CAD/CAM冠 | △ | ○(条件付き) | ○ | 保険で白い歯にできるが部位制限あり |
| ハイブリッドセラミック | ◎ | ✕ | ○ | 見た目と価格のバランスが良い |
| オールセラミック | ◎ | ✕ | ◎ | 高価だが審美性・耐久性ともに優れる |
自費診療の場合、1本あたり5万〜15万円が目安です。高額に感じるかもしれませんが、再治療や抜歯のリスクを減らせると考えると、長期的には費用対効果の高い選択といえるでしょう。
銀歯の寿命をのばすために今日からできること
銀歯をすぐに交換しなくても、日々の工夫で寿命を延ばすことが可能です。
- 毎日丁寧に歯磨きをする
- 歯間ブラシやデンタルフロスを活用する
- 酸性飲料・甘い食べ物を控える
- 歯ぎしり対策としてマウスピースを使う
- 半年〜1年に1度は定期検診を受ける
特に5年以上経過した銀歯は、症状がなくても歯科医院でチェックを受けることが大切です。

まとめ:銀歯の劣化は静かに進行する。早めの対応がカギ
銀歯は実用的で、多くの人にとって身近な治療法ですが、永久的に使えるものではありません。見た目に問題がなくても、内部では劣化や虫歯が静かに進行している可能性があります。
定期的なメンテナンスと、必要に応じた交換を行うことで、歯の寿命を守り、将来的な治療費や健康リスクを大幅に減らすことができます。
「しみる」「違和感がある」「長年そのままにしている」——そんな方は、ぜひ一度かかりつけの歯科医院で相談してみてください。銀歯の劣化に早めに気づくことが、あなたの歯と健康を守る第一歩です。
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| 設 立 | 2019年9月1日 |
| 診療内容 | 一般歯科・予防・審美・矯正・インプラント・ホワイトニング |
| スタッフ | 7名 |
| 駐車場 | 1台 |
| お支払い方法 | 現金 ※保険適用外の治療のみ以下のお支払い方法が利用可能です。 ![]() |
院長はこんな人!

五反田歯科 院長田島 功貴(Koki Tajima)
臨床研修指導医
インビザライン認定医
- 2006年 日本大学歯学部卒業
- 2007年 日本大学歯学部附属歯科病院勤務
- 2008年 医療法人社団五反田歯科勤務
- 2019年 五反田歯科開業

当クリニックでは、気になることがあればいつでも診察をお受けしております。すでに他のクリニックで治療を受けたことがあっても構いません。お気軽にご来院ください。
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- 営業時間9:30〜13:30 / 15:00〜19:30
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お車でお越しの方
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- ※満車の可能性があるため、事前にお電話をいただけるようお願いいたします。
五反田駅からお越しの方
- JR五反田駅西口からTOCまで無料バスがございます。
- TOCから徒歩約1分です
電車でお越しの方
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- 都営浅草線五反田駅から徒歩8分
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- 都営浅草線戸越駅から徒歩約10分
- 東急目黒線不動前駅から徒歩約10分
バスでお越しの方
- 東急バス大崎広小路バス停から徒歩約4分
- 反01・02川崎駅ラゾーナ広場~五反田駅
- 反11・12世田谷区民会館~五反田駅
- 渋72渋谷駅東口~五反田駅













院長
五反田歯科 院長の田島です。
当院は2020年8月にリニューアルオープンし、品川区五反田・TOCビル近くにある地域密着型の歯科医院として診療を行っています。「ちょっと聞いてみたい」「少し気になる」そんな時にも気軽に立ち寄っていただける、通いやすい歯医者さんであることを大切にしています。患者さま一人ひとりの不安や疑問に寄り添い、丁寧でわかりやすい説明と、安心できる診療を心がけています。お口のお悩みがありましたら、どうぞ遠慮なくご相談ください。