親知らずの発熱の原因
虫歯や歯周病などの口腔内の炎症の主な原因は「歯や歯周組織の細菌感染」です。
親知らず(智歯)による歯肉や歯周組織の炎症を「智歯周囲炎」といいます。また、歯周病の炎症は段階的に悪化します。
- まず、親知らずの周りの歯茎が腫れて、触ると痛みがあり、膿が出てきます。
- 次に、腫れが広がり、食べ物や唾を飲み込むことが困難になります。
- 口が開きにくくなり、顔が腫れて、発熱や全身倦怠感も出てきます。
智歯周囲炎と発熱があれば、根本的な原因は智歯です。炎症が治まっても、親知らずが残っていると再発の危険性があります。
特に、斜めや横に生えている親知らずは、歯磨きの邪魔をしたり、細菌が繁殖したりする状態が続きます。そのため、炎症がおさまってから親知らずを抜くこともあります。
そうすることで、智歯周囲炎のリスクがなくなり、日常的に歯を大切にすることができるようになります。
親知らずについてお悩みの際は五反田歯科までお気軽にご相談下さい。
親知らず抜歯後の頭痛・発熱の原因
炎症とは、傷を治そうとする過程のことで、炎症の兆候として「発熱」「発赤」「腫れ」「痛み」「機能障害」の5つがあると言われています。
頭痛や発熱は、親知らずの抜歯後に誰にでも起こりうる炎症のサインで、抗生物質や消炎剤を服用し、しっかり休むことで回復します。
ただし、体調がすぐれないときや、生理中など体の抵抗力が落ちているときは、抜歯は避けたほうがよいでしょう。
また、麻酔薬が体に合わずに発熱するケースもあります。
発熱が長引いたり、高熱が出たりする場合は、感染症やアレルギーの可能性があります。麻酔薬にアレルギーがある場合は、必ず事前に歯科医師に伝えてください。
頭痛も発熱と同様に炎症が原因です。多くの場合、親知らずは顎の骨の中で横や斜めに存在し、まっすぐには生えてきません。
親知らずがまっすぐに生えていない場合は、周囲の骨を削る必要があります。骨を削る際に使用する器具が頭を振動させ、頭痛の原因になることがあります。
また、下あごの骨は上あごに比べて硬くしっかりしているので、より多くの骨を長期間にわたって削る必要があります。削る骨の量が多ければ多いほど痛みを伴いますので、上顎の親知らずを抜いた時よりも下顎の親知らずを抜いた時の方が頭痛になりやすいと考えられます。
抜歯について五反田歯科にお任せ下さい
親知らずによる発熱や頭痛に悩まされないためには
歯科医院でレントゲンを撮ってもらったときに、親知らずがあるかどうかを確認しましょう。
また、普通に生えているのか、斜めに生えているのか、炎症を起こしやすいのかなども歯科医に聞いてみましょう。
親知らずが斜めに生えていたり、横に埋まっていたりすると、将来的に炎症を起こしやすいと言われています。
親知らずの周りが痛い、口が開きにくい、飲み込むときに痛い、顔が腫れるなどの症状がある場合は、炎症が広がっているので、早急に治療する必要があります。
親知らず抜歯後の注意事項
親知らず抜歯の翌日から数日間、発熱することがあります。これは、48時間後に炎症がピークに達するためです。そのため、親知らず抜歯後は以下のような注意をすることが望ましいです。
- 飲酒や運動など、血行を促進する行為は熱を悪化させるので控える。
- 湯船には浸からず、シャワーで済ませる。
- 柔らかいものを食べるようにし、抜歯した歯の反対側で噛むようにしましょう。
- 生活習慣の乱れや過労などで免疫力が低下していると感染症を引き起こしやすいので、予後を良くするためにも規則正しい生活を心がけましょう。
- 感染を防ぐために、処方された抗生物質はすべて服用しましょう。
関連記事:【歯医者が回答します】虫歯の抜歯後はどうしたらいい?|歯磨き、食事、頭痛などについて
風邪をひいているときに歯が痛くなったり、歯科医院の予約が入っていたりした場合、受診してもいいのでしょうか?
風邪をひいているときは、まず風邪が完全に治ってから歯医者さんに行くのがベストです。
風邪をひいているということは、体の免疫力が低下しているということです。風邪をひいている場合、体の免疫力が低下している可能性があり、歯科医院のような人混みの中にいたり、歯を削ったり抜いたりといった歯科治療を受けたことがあると、細菌に感染しやすくなることがあります。
治療が難しい場合も
風邪をひいているときは、体の免疫力が低下して感染症にかかりやすくなっているので、治療は控えたほうがいいでしょう。治療中に鼻づまりや咳に悩まされることもありますので、緊急時以外は風邪をしっかり治してから受診した方が良いでしょう。
また、歯科治療では、まれにですが、口の中に傷ができることがあります。その傷に細菌が入ると、口内炎ができやすくなります。健康なときには細菌の繁殖を抑えることができても、風邪をひくと体力の低下などで細菌が繁殖しやすくなります。
風邪をひくと歯が痛くなる原因
神経を抜いた後に残った虫歯が引き起こす炎症が原因です。
神経を抜くなどの虫歯治療を行った後、何らかの虫歯菌が残っていることがあります。体調が悪かったり疲れていたりして抵抗力が落ちているときに、その虫歯菌が炎症を起こし、痛みや腫れを引き起こすことがあります。
副鼻腔に炎症が起こる
風邪をひいたときに、歯が痛むことがありますが、原因が虫歯ではない場合があります。特に風邪をひいて熱があるときに奥歯が痛む場合は、副鼻腔炎になりかけている可能性があります。
副鼻腔炎とは、鼻の両側にある副鼻腔に鼻水などが溜まって炎症を起こしている状態です。その炎症が近くにある奥歯の神経に伝わり、歯が痛くなることもあります。多くの場合、風邪が治れば、鼻水や副鼻腔の炎症は自然に治まります。
風邪をひいていても歯を磨きましょう
体調が悪いときには、歯を磨くのが大変ですよね。歯をきれいにしておくに越したことはありません。
風邪をひいているときは、できるだけしっかりと歯を磨くようにしますが、つらいときは食後に口をゆすぐか、水を飲んで口の中を洗い流すようにしましょう。
歯医者さんに行くのは、風邪が完全に治ってからにしましょう
風邪をひいたときに歯が痛むのは、虫歯や歯周病の症状の場合もありますが、風邪をひいて抵抗力が落ちていると、細菌の活動が活発になって痛みが出ることがあります。
その場合、風邪が治れば痛みや腫れが治まることもありますが、虫歯や歯周病は放置しても治ることはありませんので、歯科医院に行って検診を受けましょう。
また、風邪をひいても歯が痛くならないように、定期的に歯科医院に行って予防ケアを行い、健康な歯を維持しましょう。
五反田歯科ってどんな歯医者?
品川区五反田エリアで子供に優しい歯医者さんを探しているんだけど、いいとこない?
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でしたら、ここ!五反田歯科がおすすめですよ。
五反田歯科のプロフィール
名 称 | 五反田歯科 |
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所在地 | 141-0031 東京都品川区西五反田 7-24-1-1F |
電話番号 | 03-5435-5648 |
設 立 | 2019年9月1日 |
診療内容 | 一般歯科・予防・審美・矯正・インプラント・ホワイトニング |
スタッフ | 7名 |
駐車場 | 1台 |
お支払い方法 | 現金 ※保険適用外の治療のみ以下のお支払い方法が利用可能です。 |
院長はこんな人!
五反田歯科 院長田島 功貴(Koki Tajima)
臨床研修指導医
インビザライン認定医
- 2006年 日本大学歯学部卒業
- 2007年 日本大学歯学部附属歯科病院勤務
- 2008年 医療法人社団五反田歯科勤務
- 2019年 五反田歯科開業
当クリニックでは、気になることがあればいつでも診察をお受けしております。
すでに他のクリニックで治療を受けたことがあっても構いません。
お気軽にご来院ください。
なお、緊急の場合はご来院前にお電話いただければスムーズにご案内できます。
五反田歯科へのアクセスは簡単!
- 所在地:141-0031 東京都品川区西五反田 7-24-1-1F
(↑クリックするとGoogleマップが開きます) - JR五反田駅徒歩 8分
- 東急池上線 大崎広小路駅 徒歩5分
- 営業時間9:30〜13:30 / 15:00〜19:30
- 電話番号:03-5435-5648
お車でお越しの方
- 専用駐車場1台ご用意しております。
- ※満車の可能性があるため、事前にお電話をいただけるようお願いいたします。
五反田駅からお越しの方
- JR五反田駅西口からTOCまで無料バスがございます。
- TOCから徒歩約1分です
電車でお越しの方
- JR山手線五反田駅から徒歩8分
- 都営浅草線五反田駅から徒歩8分
- 東急池上線大崎広小路駅から徒歩約5分
- 都営浅草線戸越駅から徒歩約10分
- 東急目黒線不動前駅から徒歩約10分
バスでお越しの方
- 東急バス大崎広小路バス停から徒歩約4分
- 反01・02川崎駅ラゾーナ広場~五反田駅
- 反11・12世田谷区民会館~五反田駅
- 渋72渋谷駅東口~五反田駅
五反田歯科 院長の田島です。
五反田歯科は2020年8月にリニューアルオープンした歯科医院です。不安なことや心配なこと、疑問に思うことを遠慮なくお話して頂けるような「通いやすい」歯医者さんであることを一番に考えています。